
川崎大師の東京別院・薬研堀不動院は、古くから目黒、目白と並び江戸三大不動として知られ『江戸名所図会』をはじめ多くの文献に紹介されています。
御本尊(不動明王)は、崇徳天皇の代、保延3年(1137)に真言宗中興の祖と仰がれる興教大師・覚鑁(かくばん)上人が、43歳の厄年を無事にすまされた御礼として一刀三礼敬刻され、紀州・根来寺(ねごろじ)に安置されたものです。
その後、天正13年(1585)、豊臣秀吉勢の兵火に遭った際、根来寺の大印僧都(だいいんそうず)はそのご尊像を守護して葛篭(つづら)に納め、それを背負ってはるばる東国に下りました。そして、隅田川のほとりに有縁の霊地をさだめ、そこに堂宇を建立しました。これが現在の薬研堀不動院のはじまりです。
その後、明治25年(1892)より川崎大師の東京別院となり現在に至っています。また、順天堂の始祖と仰がれている佐藤泰然(たいぜん)が、天保9年(1838)に和蘭(オランダ)医学塾を開講した場所でもあります。
薬研堀不動院は講談とゆかりが深く、昭和57年5月に一龍斎貞花師匠による第1回奉納講談「山内一豊の妻」がおこなわれて以来、毎月28日のお不動様のご縁日には奉納講談がおこなわれています。
入場無料、お気軽に足をお運びになりご聴講ください。
| 1月 |
初詣で 28日 初不動 |
|---|---|
| 2月 | 節分会 |
| 4月 | 花まつり・例大祭 |
| 5月 | 春詣で |
| 9月 | 秋詣で |
| 12月 | 納めの不動・歳の市 (27,28,29日の3日間) |
| 毎月 | 15日 写経会 第1回14:00、第2回18:00 28日 ご縁日 28日 講談の会 14:00 ※聴講無料 |
講談の会
写経会