大開帳奉修
について

令和6年は川崎大師の吉例行事の御本尊厄除弘法大師大開帳奉修の年に当たり、5月1日(水)から5月31日(金)の1ヶ月間にわたり、大開帳を奉修します。
この大開帳奉修期間に限り、10年に一度の特別な護符「赤札」が授与されることで知られており「川崎大師赤札授与の大開帳」とも呼ばれます。

奉修期間中には様々な法要や行催事が行われ、ご本尊厄除弘法大師さまとより深いご縁を結ぶ事ができる大変良い機会です。

開白大法要 平成26年(2014)
吉例十年目毎の大開帳奉修
赤札授与 平成26年(2014)

最新情報

御忌大法要

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大開帳奉修記念 大師結縁灌頂のおすすめ

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稚児大師子育祈祷 大護摩供付二箇大法要(稚児練付)

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大開帳とは

10年に一度の
川崎大師大開帳

川崎大師の大開帳は、江戸時代から続き、特別にご本尊さまをお開帳し、供養を捧げ多くの法要がとりおこなわれます。

大開帳期間中、当山貫首の感得によって尊い護符「赤札」がご参詣のご信徒に授与されます。

大開帳期間ご本尊さまより繋がるお手綱が大本堂前の供養塔に設けられ、これに触れることで、数多くの人々がご本尊さまとより親しくご縁を結ぶことができます。

大本堂内では、お開帳されたご本尊さまの前に御戸帳(みとちょう)という金の大きな幕が張られます。
この御戸帳は毎朝夕、川崎大師双盤講(そうばんこう)講員の唱える双盤引声念仏(そうばんいんじょうねんぶつ)にあわせてお開帳、お閉帳されます。

山門前での庭儀 昭和19年(1944)
山門前での庭儀 昭和19年(1944)
戦後初の大開帳 昭和39年(1964)
戦後初の大開帳 昭和39年(1964)
赤札授与 昭和39年(1964)
赤札授与 昭和39年(1964)
平成16年 経蔵落慶
平成16年 経蔵落慶
貫首よりお十念が授けられる
貫首よりお十念が授けられる
フラッグに彩られた仲見世通り
フラッグに彩られた仲見世通り

赤札とは

無量の功徳を
授かる護符「赤札」

古来、10年目毎の吉例大開帳奉修期間中に限って授与される赤札は、弘法大師ご直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」の六字名号を版にして、当山貫首が精進潔斎のうえ、祈願をこめて一躰ずつを手刷りにされる尊い「護符」です。

この赤札をいただけば、無量の功徳を授かるといわれています。
また、罪障消滅して遍く利益が得られるばかりでなく、一旦危急に面した場合にも、あらたかな霊験の不思議があらわれると、古くから伝え信じられています。

  • 赤札について その一

    「南無阿弥陀佛」とは

    赤札の名号「南無阿弥陀佛」は、清らかな真心をもって阿弥陀如来に帰依するということです。
    阿弥陀如来は、無量の寿命を具えるということから、真言宗では息災延命の秘仏として尊ばれ、この名号を念ずることによって、赤札のご利益をいただくことができます。

  • 赤札について その二

    なぜ「赤」なの?

    赤札は、朱札・朱符または紅符ともいわれています。
    朱は、災難を除き幸福をよびこむめでたい色です。
    経典に“阿弥陀如来のお体は、紅頗梨色(ぐはりしき)・(紅水晶色)にして大光明を放ち、遍く十万世界を照し給う”と説かれています。これが赤札を紅色とする所以です。

大開帳参拝
手引き

  • お参りする前に、水屋と大香炉で身と心を浄めます。

  • 身と心を浄め、供養塔へ。供養塔から伸びる綱は、ご本尊厄除弘法大師さまの右手へと繋がります。手に取って拝むことでお大師さまとより深いご縁を結ぶことができます。

  • ご本尊厄除弘法大師さまに手を合わせ、ご宝号「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と唱えましょう。

  • 赤札授与をお待ちになる方は赤札授与の待機列にお並びください。