過去の大開帳

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昭和に入ってからの大開帳

過去の大開帳

昭和の時代に入って最初の大開帳は昭和9年(1934)に奉修されました。

この年は弘法大師1100年御遠忌に正当。加えて大本坊が落成し、落慶大法要が執り行われました。

次の大開帳は昭和19年(1944)に奉修されました。

この年は第二次世界大戦中であったため、期間も1週間と短く、参詣者も戦時服に身を包む姿が多く見受けられ、その時代を反映した大開帳となりました。

また、世の中は戦時一色に塗りつぶされ、家族の無事を祈り、世の平安を願う人々の参詣が非常に多くありました。

明治17年以降、10年目ごとに大開帳が奉修されてきましたが、昭和29年は戦禍からの復興途上であったために見送られ、戦後の大開帳は昭和39年(1964)となりました。

 

 

大本堂にむかう行列(昭和9年)

 

赤札を受けるご信徒 服装に戦時色が強くでている(昭和19年)

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