法話板

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12月のおだいしさまのことば

皆さまはお大師さまに手を合わせ祈る時、何を思っているでしょうか。健やかに日々を送ること、望みが叶うように祈願するなど、そこに共通しているのは、前向きなより良い未来や幸せを願う心でしょう。

祈りのかたちは人の数だけ存在し様々ですが、仏前で手を合わせ、自らの行いを省み、日々の感謝と、目標に向かって努力精進する誓いを立て、心を整える。これが私たち仏法を信じて実践する者の最も大切にしている祈りです。

お大師さまは、どんな人でも仏の心を持っており、この身このままで仏となる素質を備えているのだということを、私たちに伝えました。そして、いつも傍らより私たちをお見守り下さっています。

お大師さまの御宝前で手を合わせる、静かな祈りのひと時を大切にいたしましょう。