9月のおだいしさまのことば

日々の暮らしの中では自分の思い通りにならないことが多いです。たとえば、家族でお出かけの日に雨が降っていたり、早く到着したいのに電車が遅延していたり、ふとしたことで友だちと喧嘩してしまったり・・・あげるときりがありません。
そんなとき、心の中はどうなっているでしょう。なんだかモヤモヤして、イライラして、楽しく過ごそうとしてもそのことばかり気になってしまいます。まるで心の中に黒い雲がかかっているようです。
そこで「天気は変わるものだからしょうがない」「電車に遅延はつきものだ」「自分も言いすぎたかな。仲直りしよう」と思えたらどうでしょう。心が少し軽くなりますね。お大師さまは、そのことを「清涼寂静」という言葉で表しました。
つまり、怒りやいじわるな気持ちを手放すと、心の中にすずしい風が吹き、穏やかになるということです。心のもちようは一日で簡単に変わるものではありませんが、まずは今日一日、「怒った心を手放して、やさしい心を一つ増やしてみよう」そんなお気持ちで過ごされてはいかがでしょうか。