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11月のおだいしさまのことば

 近年、SNS上での誹謗中傷が深刻な社会問題となっています。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは、インターネット上で他人とつながり、様々な情報を発信・共有することができるサービスのことです。誰でも気軽に利用できる反面、匿名で投稿できることや過激な投稿で注目を集めると利益につながることなどが誹謗中傷の要因となっているようです。

 相手のことは考えず、自らの欲望のみに従って行動している人は、どこまで行っても満足することはありません。次から次へと湧き上がる煩悩に支配され善悪の判断もできず、迷いの世界で彷徨い続けるばかりです。

 お大師さまはこのような人の心は、悟りへと至る心のあり方の、一番低い段階であると説かれています。

 相手の事を考え、倫理観と責任感を持ってSNSの投稿ができるようになれば、その人の心のあり方は一つ高い段階に上がったといえるでしょう。