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7月のおだいしさまのことば

花を見ていると、不思議と心が穏やかになることがあります。

ありがたいことに、私には間もなく3歳になる娘がおります。休みの日には娘と散歩に出かけるのが、私の楽しみの一つです。散歩をしておりますと、季節ごとにさまざまな花に出会います。それらを娘と一緒に探しながら歩く時間が、何とも穏やかで心和むものです。

子供は目線が低いせいか、私よりも先に花を見つけては、「きれいだね」「小さいね」「変な花だね」と、いつまでも花を眺めています。不思議なもので、花を見ながら散歩をした後は、心が穏やかになったような気がいたします。

花というものは、誰に対しても平等に美しく咲いております。相手によって咲いたり、咲かなかったりする花はありません。

一方で、私たちはどうでしょうか。苦手な人に対しては、ついそっけない態度になってしまい、親しい人には優しく接する。そんなことがあるかもしれません。もちろん人間ですから、相手によって接し方が変わるのは自然なことでもあります。

しかし、道端に咲く花のように、どのような人にも安らぎを与えられるような人でありたいものです。 

心を清らかにすれば、その人の言葉や立ち居振る舞いは、香りのように周囲へ伝わっていきます。そして、慎み深い姿は、美しい花のように人の心を和ませます。私たちもまた、花のように周りの人へやさしさと安らぎを届けられる生き方を心がけていきたいものです。